真竹の見分け方
孟宗竹と真竹の違いが分らないと言う 質問が有ったので私なりにお答えします
竹藪を遠くから見て 見分けるのは少し難しいので
近くから見た時の画像で説明します
左の手ぶれで見難い物が真竹の藪です 右の画像は孟宗竹の藪です
一般的に孟宗竹は太くて立派な竹が多いです また節間も短い物が多いです
それに比べて真竹は細くて貧弱な竹藪が多い物ですが例外はあります
ついでに竹の古い物の見方を書いておきます
赤い矢印の綺麗な竹は今年生えた1年物で 水色矢印のような汚れが付いた物が古い物です
次は節部のアップです
左が真竹で右が孟宗竹の節です
左の赤矢印にもう一つ出っ張りが有るのが真竹の特徴です 孟宗竹には一本しか節の筋はありませんので
近くで節を見ればよく分かりますが 近寄る前に節間の短い竹は孟宗竹が多いので
その辺を見分けの基準にするのが良いと思います
真竹にも節間が短い物が有りますけど そのような竹は竿作りには向きませんので無視して下さい
これが真竹の節です 綺麗に二本筋があるでしょ
右側が竹の下です 竹の子皮は右側の筋から付いていたのですが 少し名残りがありますね
関連記事